今更ながらテクモさんの<零 月蝕の仮面>をクリアー。
今までPS2で人気だった零シリーズのwii版である。
あーー怖かった、というのが正直な感想。怖いゲームは好きなんだが、
零は特に怖い。何が怖いかというが、舞台が日本家屋だからである。
霊が出ると言われる廃屋を、懐中電灯をもって入る。
そんな素晴らしい体験が、コタツに入りながら出来るのが素晴らしい。
プレイするキャラが女の子というのがミソで、怖い廊下を歩いている
時に彼女たちの後ろ姿や、首の後ろで揺れるネックレスを見ているだけ
で怖さは半減していく。またシェンムー好きにはたまらない例のアレが
楽しめるので、是非階段の上り下りの時はチャレンジしてほしい。
ホラーゲームを全てプレイしている訳でないが、現状では
今までプレイしたゲームの中ではダントツに怖かったので、まだ
コワイゲームに出会ってない人はプレイしてみてほしい。この開発
チームは多分もっと怖い表現の引き出しがあるんだろうなと感じた。
一人でやる勇気がない人は、友達とやると楽しめると思う。
ワイヤレスリモコンと恐怖というのは相性がいいのだなあと、
発見させてくれた。また、単に怖いゲームというだけでなく、
戦略の仕方、どのキャラクターに肩入れしてスキルアップ(所持品)
をしていくかでプレイの仕方が変化する。その辺のゲーム性が
ちゃんとしているので、驚いた。ちなみ二週目に突入。
ただ、
二か所だけどーーしても普通の感覚だと難しい所がある。
ここでしばらくハマり、詰まってしまったのだ。これからプレイする
人は是非参考にしてチョウダイ。ちなみ読んでもネタばれには
なっていないので、ご安心を。
その一
望月>もちづき>満月の意>十五夜>15という数字
つまり<望月>という単語から<15>という数字を連想
しないといけない。数字に関しての謎は他にもちりばめられて
いるが、それはある場所を捜すと数字その物が発見できると
いった遊びになっているのだが、一か所だけこのような
言葉遊びからの連想をする所がある。結構ゲームなれして
いる人でも、それに気がつくまでハマってしまった。
その二
音をよーーく聞く。
何か所か、ピアノを弾く場面がある。リモコンでキーボードが
光ったところ押していく遊びである。が同じキーを二回押さないと
いけない場所がある。※前半で、一か所。後半で二か所。
これも同じキーを二回引いているといった演出が、ちょっとわかり
にくい。まあ、音をよーーーく聞くと解るのだけど。多分、
二回引いている所の、光の点滅をもっと明解にすると良かったのか
もしれない。ただ、そうすると味が無くなってしまうのも解るが。
※モニターによってはリモコン操作が難しい場所である。
多分小さいモニターの方が入力しやすいのかもしれない。
などと、マニアックな指摘を書いてしまったが、
気になったのはそれだけなので、ゲームとしては大変素晴らしい
お金出して遊ぶ価値のあるゲームであることには変わりない。
そして15日には、昨年からずっとプレイしたかった
ゲームが届くことになっている。こちらはまた今度紹介する。